フランス語でモンハン
フランスでもひと狩りいこーぜ!!
13日の金曜日にフランスで発売されたMonster Hunter 4 Ultimate、宿題そっちのけでプレイ中です(だめじゃん!)。
4Uってなに?と思う方もいらっしゃいますかね。ナンバリングタイトル→しばらく時間をおいて拡張版の4Gという形で2作品がリリースされる日本とは違い、欧州では完成版である4Gをまるごとローカライズして発売されます。で、タイトルに「Ultimate」とつくので、通称は「MH4U」ですね。
発売時期が遅いのが難点ですが、欧州版が出るころには日本語攻略サイトの情報がほぼ出そろっているため、オススメ装備とか攻略法が見られるので、新米ハンター的にはものすごい助かります^^;
もちろんフランス語でプレイ。台詞やマニュアルを読むのも勉強の一環です…勉強ですってば!!しかし「大剣」とか日常生活でまず使わないだろうなぁ…という単語を覚えてどうするんでしょうか。
で、実際にフランス語でゲームってどうなの?
率直に言って、何もしないよりマシという程度でしょうか(笑)。なかなかゲームをしながら辞書はひけないですし、微妙な理解度のところをつい曖昧なまま進めていってしまうことも多い。新聞などの精読に比べると、だんぜん単語などの定着度も低い印象です。
ちょっとした休憩時間にストレスなくフランス語に触れるなど、あまり語学の面には期待せず、純粋にゲームを楽しむほうがいいでしょうね^^
さらにモンハンに関してはアクションメインのゲームなので、フランス語勉強にというと、正直なところ微妙ですかね…。モンスターの名前など、モンハン特有の言葉も文章中に頻出するので注意。パっと見て「これは固有名詞だな」と判断できるくらいにスラスラとフランス語が読めるなら問題ないでしょうけれど。
アクション好きなら「The Legend of Zelda(ゼルダの伝説)シリーズ」は謎解きのために情報をしっかり読み込む必要があるので、モンハンよりはフランス語が頭に入るかなと思います。
マイペースでプレイしたいなら、やっぱりRPGやクイズ系のゲームがいいですね。私が遊んでいる3DSのソフトだと、様々なミニゲームやなぞなぞを解きながら不思議な事件を解決していく「Professor Layton(レイトン教授)シリーズ」(こちらはムービー部分もフランス語吹き替え)は、(主に)現代が舞台&会話表現が主なので、使われる単語の汎用性が高い点が良かったです。
もうひとつ、ロールプレイングゲーム「BRAVELY DEFAULT(ブレイブリーデフォルト)」が、テキスト量も多い&ゲーム自体も長くてコストパフォーマンス的に嬉しかった作品。ファイナルファンタジー(1〜9)、オウガバトルあたりを遊んできた人がハマる要素満載でオススメ。日本語音声(英語も選択可)+フランス語テキストという形式なので、わからない文章でも耳から内容を理解できる点はありがたかったですね。
注意!今の3DSは地域毎にリージョンコードが設定されているため、基本的に欧州版のゲームを日本の3DSで遊ぶことはできません。欧州版のゲームを遊ぶためには、欧州版の3DSが必要です。また、モンハンのマルチプレイですが、フランスと日本では異なるサーバーを使用しているために欧州版/日本版で共同プレイは不可能なようです。このあたりの事情があるので、ゲームでフランス語というのは長期でフランス滞在予定の人や、身近な人の3DSを借りられる/安く譲ってもらえる、という人でないとあまり現実的でないかも。